アンジェリカミッシェルの7つのアクション、「誰よりも美容が好き」「笑顔と感謝 素直な心」「いつも相手の立場に立つ」「プロフェッショナル」「わたしにしか出来ない提案をする」「ホスピタリティを楽しむ」「最高のチームでお出迎え」をトークセッション形式の連載でご紹介します。
今回は、ネイルとアイラッシュの現場で活躍する4名のスタッフに「わたしにしか出来ない提案をする」というテーマのもと座談会を開催していただきました。美容に情熱を持つ皆さんのプロフェッショナルとしての姿勢や、美容への愛情が感じられるトークが満載です!
原 怜良 (ネイリスト)
横須賀店リーダー/勤続3年1ヶ月/中途入社
押田 栄実 (ネイリスト)
副事業部長/勤続6年0カ月/新卒入社
仲尾 遥 (アイリスト)
田町店リーダー/勤続1年7か月/中途入社
文 美優 (アイリスト)
津田沼店店長/勤続2年0か月/新卒入社
お客様からのご指名をいただく上では、「私にしかできない提案をする」ことはすごく重要です。私であればお客様の身につけているものやヒアリング内容から、どのテイストが好きなのか、どんな理想像があるのか、その理想像に近づくための良い方法の3点をしっかり導きだすように心がけています。
靴の先はとがっているのか、丸いのか。かわいいファッションが好きなのか、綺麗めが好きなのか。そうすると、普段何を着ているのか、どういう立場でお仕事をされてる方なのかが割り出せるので、それに合わせて似合うデザインを提案しています。
提案の材料を増やすために、普段から街で人を観察したり、映画をたくさん見て、女性が時めくような色使いやファッションを研究するのも大切。私をご指名いただく方は年齢層が幅広く、系統もカジュアルからコンサバまで多様なので、日々アンテナを張っています。
私が心がけているのは、お客さまが実現したいことを最優先にしつつも、その方が一番美しく見える指先をご提案すること。今ご指名いただいているお客様に対して、不思議と「私の感性に近い」と感じる方が多いので、私ならではの提案を支持していただいているのかなと思います。提案の武器を増やす上では、美容系のトレンドを追うことも大切ですし、世の中のさまざまなニュースや風潮をインプットしていくことも大切です。
私は最初はお客様からのオーダーをそのまま施術するのが精一杯だったんですが、それだと「押田さんにやってほしい」と思ってくれる人が増えないだろうなと途中で気づきました。提案するようになり指名も増えていきました。
もっとお客様に支持していただくにはどうするか考えると、やはり良い提案ができることに行き着きますよね。良い提案ができるようになるまで入社してから2年くらいはかかったような気がします。1年で全メニューを施術できるようになって、それを体に染み込ませて自信が生まれるまでさらに1年。提案をできるようになるには、ある程度精神的な余裕が必要ということだと思います。